キャリアオイルについて
原則、エッセンシャルオイルを直接肌につけることは、皮膚に刺激が強すぎるため行いません。アロマセラピートリートメント(アロママッサージ)は、皮膚からエッセンシャルオイルを体内(皮下)に浸透させる為に、植物油にエッセンシャルオイルを希釈して用います。エッセンシャルオイルをキャリア(運ぶ)する性質からこの植物油を「キャリアオイル」と言います。
キャリアオイルとして利用される植物油には、リノール酸、オレイン酸、ビタミン(A、 D、 E、 K)、ミネラル、DHAなどの物質が含まれ、呼吸、光の吸収、温度調節といった皮膚本来の機能を高め、滑らかで弾力性のあるお肌に導きます。また消炎作用や癒傷作用など、皮膚の治癒能力を高める効能を持つものも多く、エッセンシャルオイルを希釈しないで用いても高い効果があります。
キャリアオイルの主な役割
- エッセンシャルオイルの成分を体内へ運ぶ
- 皮膚への栄養分補給(ビタミン類や必須脂肪酸類)
- 肌を柔らかくし、マッサージを滑らかにする
アンプラグでは、エッセンシャルオイル同様、キャリアオイルもお肌のタイプや状態に合わせて選び、ブレンドいたします。アンプラグで使用しているキャリアオイルはイギリスのシャーリー・プライス(Shirley Price)製。シャーリー・プライス・アロマセラピーは、世界的に著名なアロマセラピスト、シャーリー・プライス女史によって創設されました。エッセンシャルオイル同様、シャーリー・プライス女史が厳しい目で選び抜いた100%天然のキャリアオイルです。
- アプリコットカーネルオイル(学名:Prunus ameniaca L.)
- 杏仁(杏の種子の各)から低温圧搾にて抽出します。無色で香りもほどんどありません。さらさらと非常に滑りがよく、肌へなじみやすいので、とても使いやすいオイルです。どんな肌タイプにもお勧めです。
- アボカドオイル(学名:Persea gratissima Caertn)
- 乾燥させたアボカドの実を圧搾して抽出します。やや香りも強く質感が重いため、他のキャリアオイルに5~10%の濃度でブレンドして使用するのが一般的です。色は深い緑色。とくに乾燥したお肌にお勧めです。
- イブニングプリマローズオイル(月見草油)(学名:Oenothera biennis)
- 月見草の種子から作られ、ガンマリノレン酸(必須脂肪酸)を多く含有していることから、注目されているオイルです。香りが強く質感が重いため、他のキャリアオイルに5~20%の濃度でブレンドして使用するのが一般的です。また酸化しやすいため、ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)を5~10%ブレンドすると、より長持ちさせることができます。乾燥した肌、元気のない肌にお勧めです。
- ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)(学名:Triricum vulgare)
- 小麦胚芽から抽出しますが、油分が少なく多量な原料が必要となるため、非常に貴重なオイルです。一番の特徴はビタミンEを大量に含んでいること。ウィートジャームオイルを加えるおとにより、品質を長持ちさせることができます。粘性が高く、小麦特有の香りがするため、他のキャリアオイルに5~10%の濃度でブレンドして使用するのが一般的です。乾燥肌にお勧めです。
- カレンデュラオイル(マリーゴールド油)(学名:Calendula officinalis)
- カレンデュラの花を、ベースオイルに浸す抽出油です(シャーリー・プライスでは、サフラワー油を使用)。βカロチンを多く含み、オレンジがかった黄色をしています。すべての肌タイプにお勧めですが、特に荒れた肌、乾燥肌にお勧めです。ハンドクリーム、リップクリームによく使われます。
- グレープシードオイル(学名:Vitis vinifera)
- ブドウの種を洗浄、乾燥させたあと、熱を加えて圧搾します。軽くさらっとしいた質感で大変使いやすいため、アロマセラピーでは良く使用されます。香りもほとんどなく、薄い緑色。どんな肌タイプにも合いますが、とくにベタつきやすい肌、不安定な肌におすすめです。
- スィートアーモンドオイル(学名:Prunus dulcis)
- アロマセラピーでよく使われる代表的なキャリアオイル。油分50%の種から、低温圧搾法で35%のオイルを抽出します。肌へのなじみがよく心地よい滑らかな感触で、ほのかに甘い香りがします。薄い黄色。すべての肌タイプ、特に乾燥している肌の方におすすめです。
- セントジョンズワートオイル(学名:Hypericum perforatum)
- エキストラバージンオリーブオイルに、セントジョンズワートの蕾と花びらを浸して作られる浸出油です。ハイペリシンという神経の鎮静に優れた物質が含まれ、赤い色はそのハイペリシンの色。質感はやや重く、酸味を感じさせる香りがします。皮脂のバランスを整える作用があるため、ベタつきやすいお肌にお勧めです。
- ヘーゼルナッツオイル(学名:Corylus avellana)
- ヘーゼルナッツの実を低温圧搾し、2~3日後に濾過して抽出します。香ばしいナッツの甘い香り。やや重い質感ですが、肌へのなじみが大変よく、エッセンシャルオイルの特徴を引き立てます。特にオイリーになりがちなお肌にお勧めです。
- ホホワワックス(学名:Simmondsia sinensis)
- 無臭でさらっとした質感が非常に使いやすく、アロマセラピーではポピュラーなキャリアオイルです。すべての肌タイプ、髪との相性が良く、スキンケアやシャンプーにも用いられます。極めて品質が安定し、長持ちするのも特徴です。一般的にはオイルと呼ばれていますが、正確にはワックスで、10℃前後で固形化し温めると液体化します。
- ローズヒップオイル(学名:Rosa canina L.)
- ローズヒップの実の70%を占める種子から抽出します。黄色に少し赤みがかった色をしており、やや香りが強く、質感も重いため、他のキャリアオイルに5~10%の濃度でブレンドして使用するのがお勧めです。美容に良いとされている、ビタミンCを多量に含んでいます。特に乾燥肌、元気のない肌にお勧めです。









